データ：
初回限定生産。12インチアクションフィギュア。全高約30センチ、各関節30箇所以上可動。溶けた顔のヘッドが付属！ジャケットやトレンチコートの衣装一式に、ハット、ワルサー、折りたたみ式ハンガーほかが付属します。ロゴ入りベース付属。

発売年：
2009年6月頃

コメント：
サイドショウ12インチ インディ・ジョーズシリーズにアーノルド・エルンスト・トートが登場しました。残忍なナチスドイツのゲシュタポで命令を冷酷に遂行します。インディを出し抜きデートリッヒ大佐らとアークを強奪しますが、そのアークの蓋を開けた時・・・。

ベロックに続いてのレイダース3悪人のうちの一人、トートがお目見えしました。このフィギュアの最大のポイントは劇中クライマックスシーンを再現した、溶ける顔ヘッドが付属している事に尽きます。映画の最大の見所となっているお宝を前にしての悪人達の最後ですが、中でもこのトートの顔がドロドロと溶け落ちていくシーンは、全シリーズを通しても屈指の出来栄えとインパクトがあり、インディファンなら絶対に揃えておきたくなるアイテムと言えるのではないでしょうか。
ほかにも折りたたみ式ハンガーなど、劇中のワンシーンを彷彿とさせてくれるにくい小道具が付いてきますので、是非購入をお奨めします。

SFX史に残るトートの顔面溶解シーン〜
・デートリッヒ、ベロック、トートの3悪人がアークの神の力に触れて憤死するシーンは素晴らしいのですが、中でもトートの顔が溶けてしまうシーンは傑作で、この後のシリーズを通してもこれ以上インパクトのある映像は作り出せなかったくらいです。
・このSFXを担当したのは、後にザ・フライの特殊効果で全世界の度肝を抜いたクリス・ウェイラス。彼は役者の頭の型を取ってそれを蝋や色を混ぜたゼラチンに置き換えてリアルな頭部を作製し、それをライトの熱で徐々に溶かして低速度カメラで撮影、この見事なシーンを作り上げました。

・当時は同年公開のスキャナーズや、ビデオドロームなど顔面破裂、身体破壊の過激でグロテスクな映像がSFXマンによって次々と作り出されていきました。

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