データ：
未塗装ガレージキット。サイズは全長約38センチ、全高31.5センチ、全幅約27センチ。重量3キロ。材質はレジンキャスト。キット価格は当時で45000円でした。

・販売価格は完成品の製作費用です。(製品代金は含まれておりません。)
・キットは当店にはありませんので、お持ちの方は注文後、キットを当方までお送り下さい。
・決済方法は郵便振替での全額前金払いのみとさせていただきます。(分割相談は可能です。)注文フォームでの代引きと代引クレジットは無効となります。
・納品時期は、製品発売後の場合で、2ヶ月前後とさせていただきます。

撮影画像の解説：
引き続きの画像です。ここからはアップショット中心です。

顔のアップ画像は実物の完成品の4倍以上の大きさになっています。
咆哮が聞こえてきそうなこの恐ろしげな表情は、ガレージキットならではのもので、市販の完成品ではなかなかこうはいきません。

牙をむき出しにした下顎が迫力ですが、レンズを寄って撮るとここまでの臨場感が出ました。

珊瑚のような背びれも見せ場のひとつとなっています。
撮影では、あえて頭部や手足をトリミングして、背びれの規則正しく並んだ造形の美しさを取り出してみました。

背びれは、着ぐるみの写真や映画を見ても、ボディと比べて殆ど汚れていないので、モデルでも同様にしてあります。

撮影には、今回デジタル一眼レフを使用しました。これまでは中判カメラを使っていましたが、撮影コスト等の問題もあり、加工の容易なデジタルにシフトしました。
但し、5〜10年単位のフォーマット保存のリスクを考慮して、ポジでの撮影も併用して行っております。

最近の高性能でコストパフォーマンスに優れた一眼デジタルカメラの存在は見逃せないものです。これまでに投資した照明機材がそのまま使えたのも大きかったです。

このGMKゴジラのような体色が濃いグレーの場合、照明化で正確にカラーを出すのは実は難しく、露出の微調整はもちろんのこと、ホワイトバランスの設定機能は不可欠の機能となります。

使用カメラはオリンパスのE-520、ズイコーデジタル14-42ミリレンズキットです。このカメラは価格帯にしても特に高級一眼ではありませんが、このようなブツ撮りの場合は、カメラより照明機材等にお金をかけたほうが良い結果を得られます。